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小さな会社の『自分で考え行動する』社員の創り方⑥

コンサルタントエム 光永 尚慰

2013年12月26日発行

社員と信頼関係を築く時に気をつけなければいけないポイント②

前回は社員との信頼関係を築くうえで最もやってはいけない行為は、「謝らない」ことだというお話でした。今回はなぜ私がこの「謝る」という行為をイチオシしているのか、その理由をお話したいと思います。

ある学説によると、日本人をいくつかのタイプに分類した場合、人数比率が多くなるのが①上からものを言われると反発するタイプ、②礼儀を重んじるタイプだそうです。これは私見ですが、やはり日本人は昔から相手を敬い、礼儀作法に厳しい人種であるので、相手に見下されたと感じたり、軽く扱われたと感じたとたんに、相手を受け入れなくなるのだと思います。

特に①のタイプは、日頃から上下関係に敏感で、上司と言うだけで距離を作ってしまうため、あなたが「謝らない」という傲慢な態度をとってしまうと、間違いなく敵に回してしまいます。一方で、このタイプは一度味方につけてしまえば、労を惜しまず働いてくれます。

たった一度傲慢な態度を取ったために、これほどの強い味方を敵に回してしまうのはあまりにも損だと思いませんか?
また、②礼儀を重んじるタイプにも「謝らない」という行為は厳禁です。このタイプは「礼儀を知らない」=「人間失格」という思考を持っているため、あなたが相手にとって失礼な態度をとってしまうと、相手はあなたの全てを否定してしまい、金輪際あなたの味方になってくれることはないでしょう。

どうですか?「謝る」という行為の大切さが少しは伝わったでしょうか?
たしかに、社長が社員に、上司が部下に頭を下げるという行為は、抵抗があるかも知れません。
しかし、社員や部下に「ミスを認めて反省しろ、改善しろ」と言うべき立場の人が自分は反省できない、謝罪できないでは、示しがつきません。逆に上の立場の人が素直に頭を下げると、「なんて器の大きな人なんだ」という認識になり、社内の雰囲気も人間関係もグッと良くなります。「謝る」か「謝らない」か、その間にあるのは小さな差ですが、結果は大きな差となって帰ってきます。人間としての器を大きくする修行だと思って、是非試してみて下さい。

光永 尚慰
コンサルタントエム
組織人事コンサルタント兼社会保険労務士
社労士業務と合わせて、採用・社員教育・人事制度構築など、人事領域に特化したコンサルティングを福岡の中小企業を中心に行っている。

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電話番号:092-822-7518(代)

コンサルタントエム 光永 尚慰さんのコラムです。

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