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小さな会社の『自分で考え行動する』社員の創り方⑩

コンサルタントエム 光永 尚慰

2014年06月04日発行

社員に仕事を任せる際に気を付ける3つのポイント②

前回は社員の仕事に取り組む姿勢に積極性が見られるようになったら、仕事の一部を社員に任せてみて下さい、というお話でした。今回は仕事を任せる際に、気を付けていただきたい3つのポイントについて、それぞれ詳細をお話したいと思います。

3つのポイントとは、
一.必要以外の情報は渡さない
二.期限までの見積もり時間を通常の2~2.5倍とる
三.自分が完結できる仕事を任せる、の事でした。
では、早速一つ目のポイント「必要以外の情報は渡さない」から説明します。もう少し分かり易く言い換えると、「やって欲しいこと以外は話さない」と言う事です。例えば、あなたが「明後日までにお客様へ報告するための報告書を作成して欲しい」という依頼を社員にしたとします。通常であれば、作業の仕方やアウトプットイメージなど細部に渡って業務指示をするはずです。しかし、報告書のフォーマットがあれば、それを渡すだけにして、後の作業は全てその社員に任せて下さい。それだけでは難しいかなと思っても、社員が質問してくるまでは答えを言ってはいけませんし、サンプルがあっても社員が聞いてくるまで渡してはいけません。
こうすると、仕事の進め方に不安を感じる社員は、きっとあなたのところへ質問にやってきます。

ここからが更に重要なことなのですが、社員が質問にきたとしても、すぐに答えてはいけません。まずは、「君はどう思っているの?」と相手の意見や考えを引き出して下さい。こうする事により、自然と「自分で考えるクセ」が身につきます。これは自分で考え行動する社員を創るうえでも、最も重要な工程となります。その他にも、社員の考え方を聞きながら答えることで、考え方や判断の是非を確認することができ、細かく指導できるというメリットもあります。

 次回は残りのポイント「期限までの見積もり時間を通常の2~2.5倍とる」「自分が完結できる仕事を任せる」についてお話します。

光永 尚慰
コンサルタントエム
組織人事コンサルタント兼社会保険労務士
社労士業務と合わせて、採用・社員教育・人事制度構築など、人事領域に特化したコンサルティングを福岡の中小企業を中心に行っている。

URL:http://consultantm.com/
電話番号:092-822-7518(代)

コンサルタントエム 光永 尚慰さんのコラムです。

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